不具合が続いているiPhone、iPadのオペレーディングシステム「iOS」ですが、
2017年10月4日、2回目のアップデートとなる「iOS 11.0.2」がリリースされました。
iOS 11.0の不具合情報などまとめてみたいと思います。
目次
iOS 11.0.2 の更新内容
iOS11.0 と iOS 11.0.1に続き、iOS11.0.2が早くもリリースとなりました。
アップデート内容は以下の通りとなっています。
iOS 11.0.2
Apple Inc.
279.9 MBiOS 11.0.2にはiPhoneまたはiPadの以下のバグの修正および改善が含まれます:
・ごく一部のiPhone 8および8 Plusのデバイスで通話中にパチパチという雑音が入る問題を修正
・一部の写真が非表示になってしまう問題に対応
・S/MIMEで暗号化されたメールメッセージの添付ファイルが開けない問題を修正このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
前回のiOS11.0.1からは、それほど目立った変化や改善の声は見られていません。
多きな改善は、前回のiOS11.0.1で行われたということですね。
それでは、今回のiOS11のアップグレードによる不具合やiOS11.0.1の修正内容を見てみましょう
iOS11のアップグレード内容
iOS11のアップデートでは、
App StoreやSiri、カメラなどの改善や、
拡張現実(AR)などの新機能が追加されました。
iPadでは史上最大のリリースとして、マルチタスキング機能などが追加されました。
iOS11のアップグレードによる不具合
このアップデートにより、多くの不具合の報告が発生。
アップデートしたら調子が悪くなったという声が出ています。
- バッテリーの減りが早い・発熱する
- アプリが起動しない、フリーズ・強制終了する
- iPhoneやiPadのタッチスクリーンが反応しない
- App Storeに接続できない
- Outlook.comやExchangeのメールが送信できない
- Wi-Fiに接続できない
直後にリリースされたiOS11.o.1dでは、
アプリの起動の問題や、メール送信不具合、動作の重さなど、概ね不具合の改善が出来ているようです。
「重かったアプリの動作が速くなった」
「起動しなくなってしまっていたアプリが起動するようになった」
「iPhoneが全体的にサクサク動くようになった気がする」
「Outlook.com / Exchange のメールアカウントからのメール送信不具合の改善」
しかし、バッテリーの減りが早いという現象は、
OSの機能が増えて性能が上がっているので、仕方のないことかもしれません。
そこで、その対処としてバッテリーの節約方法をいくつかご紹介します。
バッテリーの減りが早い時の対処
低電力モード
消費力モードをオンにすると、
iPhoneのメールの自動取得、Siri、Appのバッググランド更新などいくつかの機能がオフになり、
電池の減りをかなり抑えることができます。
消費力モードは設定アプリから「バッテリー」→「低電力モード」で設定の変更が可能です。
画面明るさ
液晶画面は、電力を消費する最大のアイテム。
画面の明るさを最大にしていると、電池減りが早いと感じることはありませんか?
画面の明るさを最大にしている時と、その半分にしている時では、
電力消費は20%も違うようですよ。
設定アプリの「画面表示と明るさ」から変更可能。
明るさの自動調整もオフにしておきましょう。
位置情報サービス
位置情報をオンにしているとiPhoneを使っていなくても位置情報を常に取得しています。
これも電池の消費してしまう原因となります。
位置情報の機能を使わない(必要のない)アプリは基本オフにしておくといいでしょう。
位置情報の設定は設定アプリの「プライバシー」→「位置情報サービス」から変更可能です。
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