「桜の形」をしたとても美しい石があるらしいと話題になっています。その名も「桜石」。
それは、長い年月をかけて自然にできたとても貴重な石なんだそうです。
その桜石とはどんなものなのか!?6月7日の「世界のなんだコ!?ミステリー」でも紹介されるようです。
場所はどこ?どうやってできたの?と気になる方も多いようですので、調べてみました。
桜石とは?
桜石とは、文字通り桜の形をした石です。
出典:http://www.earthscience.jp/sakuraishi.html
石の表面には小さな桜の花がありますね。まるで石の上にのっている花びらのようです。
桜の化石だという意見もあるようですが、桜の花びらは5枚なのに対し、桜石は6枚。
化石ではないのは明らかですね。
6月7日放送の「世界の何だコレ!?ミステリー」で紹介
6月7日放送の「世界の何だコレ!?ミステリー」でこの桜石が取り上げられるようです。
京都に「桜の形」をした石があるらしい。その名も「桜石」。それは、長い年月をかけて自然にできたとても貴重な石で、場所は公開できないものの、今回特別にその場所へ連れて行っていただくことに。しばらく探してみると、桜の花びらにそっくりな石を発見!自然がつくり出した神秘の石をご覧いただきたい。
場所は公開できないとありますが、おそらく天然記念物だからでしょう。
大正時代に天然記念物に指定されています。
もちろん、取っていってはダメなものですから、悪いことを考えている人もいないとも限りませんので、
場所もテレビでは公開しないのかもしれないですね。
場所はどこ?
でも、桜石のある場所、気になってしまいますよね~
その場所はどこかというと、京都の亀岡市稗田野町にある「桜天満宮」の境内にあるようです。

でも、桜天満宮ではご迷惑がかかるので、ぜったいに桜石は採集しないようにしてくださいね!!
桜天満宮の裏山の向こう側は造成地になっているようですが、そこの泥室でできた地層にも桜石があるようですよ~
どうやってできたの?
桜石はどうなってできたのでしょうか?
不思議ですよね。。
これはなにかといいますと、長い年月をかけて出来上がった鉱物の結晶化のようです。
詳しくは・・
桜石は雲母と緑泥石の混合物で、菫青石(アイオライト)が風化して誕生しました。菫青石は四角柱状の結晶を形成する鉱物です。桜石の元となった菫青石の場合、3つの結晶が互いに貫通する双晶(貫入三連双晶)を形成していました。そのため、桜石には花びらのような形状が6つ存在しています。 引用:http://www.istone.org/sakura.html
桜石はどうやってできるのか?
桜石はどんな石なのかといいますと、もともと菫青石という鉱物でした。菫青石は六角柱状の結晶で、泥質の岩石がマグマで熱せられて、できる鉱物です。桜石が取れる山の北側に行者山という山があります。そこは花こう岩の山なのです。もともとあった泥質岩に花こう岩マグマが貫入してきて、泥質岩を熱したのです。そのときに泥質岩に入っていたアルミニウムやリンを含むの物質が集まって結晶を作ったのが菫青石です。 引用:http://www.earthscience.jp/sakuraishi.html
入手方法
以外ですが、天然石を扱うお店で販売されているようです。
(放送後はすぐなくなってしまうかもしれませんが・・)
以下の楽天ショップでは、安いもので2160円で売られているようです。
![]() 桜石10ピース入り 京都府亀岡市産
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![]() 京都産 母岩付き 桜石 約16g
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![]() 桜石 京都府亀岡市産
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もう一度言いますが、
桜天満宮ではご迷惑がかかるので、桜石は採集しないように!!(笑)
マナーは守りましょう!
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