今日のニュースで同性カップルが里親に認定されて子供を育て始めたというニュースがありました。
私は、このニュースを聞いて、同性愛者どうしの里親っていなかったの?と思うほど、ふつうにあるものだと思っていました。
ニュースになるぐらいだから、日本では同性カップルが里親になることって珍しいのですね。
そこで、これにはどんな問題点があるのか考えてみました。
目次
「同性カップルの里親」の誕生
4月30日にネットのニュースに掲載された、同性カップルの里親誕生の記事。
これまで認められなかった同性カップルの里親ですが、大阪のカップルが認定さてたという内容。
大阪市が30代と40代の男性カップルを里親として認定され、2017年2月から10代の男の子を預かっているそうです。
性同一性障害や同性愛について
LGBTとは
LGBTとは、レズビアン lesbian、ゲイ gay、バイセクシュアル bisexual、トランスジェンダー transgenderの相称でそれぞれの頭文字をとったものです。
Lesbian(女性同性愛者)
Gay(男性同性愛者)
Bisexual(両性愛者)
Transgender(性同一性障害など心体不一致)
今の世の中、同性愛者は珍しいものではないというのが私の意見。
逆に同性愛者を見下したり、非難する人の気持ちがよくわかりません。
特に私の周りや知人に同性愛者がいるということではありませんが、人が何に興味を持とうが、何が好きであろうが、その人個人の自由で、何も咎められるものではないですよね。
ただ単に、マイノリティーなのですね。という感じ。
こういう考えの人は多いんじゃないかと思います。
法律や制度がまだ整っていない
でも、問題なのは、法律とか行政の中には、こういうマイノリティーは認めないという暗黙のルールみたいなものがあるような気がします。
同性同士の結婚は、法律では認められていないようですが、
声を大にして誰かが訴えたところで、お堅い組織の中では潰されてしまう。たとえその組織の中の一個人が、本当は良いんじゃないかと思っていたとしても。
だから、
東京都は同性カップルの里親認定に対し、
「東京都はなぜ、同性カップルを『里親認定基準』から排除しているのか」と質問に対しまともな意見が出せなかったり、
「民法で結婚が認められないなど、まだ社会制度の整備が進んでいない。子どもの受け止め方や成長過程での影響が分からないため、慎重に検討したい」という見当違いな回答しか出せないのだと思います。
里親と養子縁組について
里親は、子供が18歳になるまで預って育てるというものなので、結婚していようがしていまいが関係ないのです。
一方の養子縁組は、結婚している夫婦が血のつながらない子供を養子にとることなので、結婚が法律でみとめられていない現在では養子縁組はハードルが高いものになってしまいますね。
すこし話が逸れますが、同性カップルの養子縁組(カップルが子供を育てるのではなく、カップル二人の当人同士が養子縁組になる)によって親族関係を作り出すという方法もあるようです。
同性カップルの里親の問題点や反対派の意見は?
私は賛成派なのですが、世の中には賛否両論あって、反対の人もいるのが事実。
そんな意見や考えがあるのかと、ネットでいろいろ調べてみました。
反対派の意見
同性カップルが親だとイジメられるかもしれない
子供が可哀想
子供はペットじゃない
正直、気持ち悪い
なぜ男性カップルを優先させたのか疑問
行政は子供の身になって考えたのか?
日本の価値観から考えても男性カップルの里親は時期尚早
などの意見があるようです。
子供のことを考えると・・という意見が多いようですが、
私が思うに、里親であろうが、最終的には親と子供が納得すればよいのではないでしょうか?
普通のカップルだからといって子供が幸せとは限りませんよね。
同性愛者でも普通のカップルでも、子供を幸せにできるかできないか。
それだけだと思います。
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