2017年度JRA競馬学校騎手課程36期生の入学式が4日、千葉県白井市の同校で行われたとの報道がありました。
そこで注目を浴びたのが、現役2人目となる女性騎手を目指す古川奈穂さん。
現在、現役騎手として活躍中なのは藤田菜七子さんですね。
この記事では、注目を浴びている古川奈穂さんについてと、これから学んでいくであろう競馬学校について、そしてこれまでの女性騎手の成績などを調べてみました。
目次
古川奈穂さんJRA競馬学校に合格
JRA競馬学校の騎手課程36期生の入学式が4月4日、千葉県白井市の同校で行われ、女子で唯一の入学となった古川奈穂さん(16)など8人が、晴れの日を迎えました。
今年合格した8人の中で古川さんは、唯一の女性生徒。
応募者130人の8人ということだけでもすごいのですが、唯一の女性ということもあり、注目が高まっていますね!
さらに一度目の挑戦での合格だそうです。
古川さんは、こんなコメントをしています。
「騎手になるという夢の第一歩を踏み出せてうれしい。少し不安はあるけど、頑張りたいです」
古川奈穂さんプロフィール
古川 奈穂(ふるかわ・なほ)
2000年(平12)9月13日、東京都生まれ
高校1年で中退
目標とする騎手は武豊
特技は陸上競技
趣味は音楽鑑賞と数独
好きな芸能人は福山雅治
座右の銘は「精神一到」
身長154センチ、体重42キロ
古川奈穂さんが騎手をめざしたきっかけは?
古川さんは、一度高校に進学しましたが、「昨年活躍したげ現役唯一の女性騎手である藤田菜七子さんの活躍をしって、「女性でもなれるんだ」と思ったそうです。
そして、高校を一年で中退し、騎手の道を志しました。
また、小学校6年生の時に初めて競馬をみて、12年の天皇賞・秋で勝ったエイシンフラッシュとM・デムーロに心を奪われたそうです。
JRA競馬学校とは
JRAが運営する、騎手および厩務員の候補生を育成する施設です。
毎年10名程度募集されます。
募集資格は、20歳以下で、年齢によって変わりますが、一番年齢が高くても46.5Kg以下とされています。
その他、身体検査、運動機能検査、学科試験、本人面談などが行われ、合格者が決まります。
この学校に在学中に、所定の過程を終え、騎手免許を取得し卒業すれば、晴れて騎手としてのデビューが待っています。
競馬学校での一日はこんな感じ。
5:30起床(検量)
6:00厩(きゅう)舎作業(朝飼付)
7:00朝食
7:30実技
12:00昼食
13:00学科
15:00厩舎作業(夕飼付)
17:00夕食・自由時間(自習)
22:00就寝(消灯)
デビューはいつ?
古川さんのデビューは、順調にいけば2020年3月の予定。
学校生活は3年間ですので、3年間の厳しい訓練に取り組んで、2020年3月の騎手デビューを目指すということになります。
その他の合格者
秋山 稔樹(あきやま・としき) 15歳 千葉県
池田 遥稀(いけだ・はるき) 15歳 茨城県
泉谷 楓真(いずみや・ふうま) 15歳 山口県
岡崎 翔優(おかざき・しょうま) 15歳 宮崎県
小林 脩斗(こばやし・しゅうと) 15歳 茨城県
角田 大和(つのだ・やまと)15歳 滋賀県
原 優介(はら・ゆうすけ) 16歳 東京都
古川 奈穂(ふるかわ・なほ)16歳 東京都
歴代女性騎手の成績
過去にJRAでデビューした女性騎手は7名。
そのうち現役の女性騎手は、藤田菜七子さん。
2016年にデビューしています。
藤田さんのデビューは16年ぶりだったようなので、去年はかなり注目を浴びました。
その他の6名の女性騎手は以下のような成績を残しています。
板倉真由子 通算 1勝
押田純子 通算 2勝
田村真来 通算 9勝
細江純子 通算14勝
西原玲奈 通算24勝
増沢由貴子 通算34勝
藤田菜七子さんの成績は
通算成績
1着 7
2着 13
3着 8
4着~ 342
最後に
今回の記事では、古川奈穂さんの競馬学校入学についてと女性騎手についてご紹介しました。
古川さんのデビューや藤田さんの今後の更なる活躍を期待したいですね!
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