先日のテレビ番組「ビフォーアフター」で無人島にあるさだまさしさんの別荘のリフォームが放送されていました。
そこで紹介された30年以上前に購入した別荘は、ほぼ放置状態。
その理由として、以前に作ってしまった35億円もの借金がありますが、今はその借金はすべて完済されています。
いったい、どうやって完済したのでしょうか?
その借金の理由とは何だったのでしょうか?
さだまさしさんプロフィール
本名 佐田 雅志
誕生日 1952年4月10日(64歳)
出身地 長崎県長崎市
学歴 國學院大學法学部中退
職業 シンガーソングライター
ラジオパーソナリティ
小説家
映画監督
活動期間 1973年~
事務所 さだ企画
借金35億円の理由は?
さだまさしさんの借金を作ってしまった原因というのは、さだまさしさん自身が作成した映画 「長江」でした。
この映画の撮影は中国で行われましたが、撮影期間は1年半にもおよび、中国側での人件費や機材運搬などの費用がかさみ、28億(利子含め35億)もの借金を作ってしまったと言われています。
中国への思い入れが映画製作を後押し?
さだまさしさんは、「(中国の)長江の最初の一滴を見たい」という思いから、長江の源流をたどるドキュメンタリー映画を撮影したそうです。
製作に取り掛かる前からかなりのハードルはあったらしいのですが、さだまさしさんの祖父にあたる佐田繁治氏は、明治末期から大正にかけて中国大陸を舞台に諜報活動を担っていたため、さださん家族は中国への思い入れが強かったかもしれません。
その為、莫大な費用が掛かってもあきらめずに実行したのではないでしょうか?
映画「長江」は失敗作ではない
映画「長江」の制作費が嵩み、35億円まで借金が膨れてしまったようですが、作品自体は失敗ではなく高く評価されていますので、元手をかけすぎてすぎてしまったということのようです。
どうやって返済したのか?
さだまさしさんは、これまで4千回以上のソロ公演をしています。
この数は、偉業ともいえる実績で他にこれまでの回数を成し得た人はいません。
この原動力は言うまでもなく借金返済の為でしょう。
レコードやCDの売上もあったと思いますが、このコンサートはさだまさしさんの代名詞ともいえるまでのものになりました。
大都市圏に限らず、地方などでも積極的にコンサートを行ってきたようですし、コンサートは音楽だけにとどまらず、トークも面白く、コンサートとしての完成度が非常に高いのです。
また、ミュージシャンとしての活動の他に、小説家として執筆活動も行っていたと言います。
相当忙しい日々を送っていたのではないでしょうか?
これらの地道な活動により、35億円の借金を完済するということをやってのけました。
最後に
借金返済が原動力となりこれまで活動してきたコンサートは、逆に素晴らしいさだまさし色をだしたコンサートを作るきっかけとなったのは間違いありません。
完済後のこれからは、人生をたのしみながら、更に活躍してほしいですね。
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